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ダイエットについて

ダイエットについて
・ダイエットと聞いてどんなことをイメージしますか?痩せるために、むやみに食事を抜いたり無理な運動をしていませんか?
健康のためのダイエットはただ体重を減らすだけでなく、日々の食事を正しく摂ることで自分の適切な体重を維持していくことが本来の目的です。最近では痩せたいという思いから無理なダイエットをする人が多くなっていると思います。
まず、自分の体格が適切かどうかチェックする一つの方法としてBMIというものがあります。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で調べることができます。この数値が18.5~25未満であれば標準で、22が最も適正な数値と言われています。18.5以下になると痩せ、25以上になると肥満となり数値が増えていくにつれ肥満度は上がっていきます。あくまで一つの指標なので、参考程度に調べてみてもいいかと思います。
・肥満とは食事で摂取したエネルギーが、食べ過ぎや運動不足などによって消費することができず余分なエネルギーが体脂肪として蓄積した状態になります。体脂肪は体に悪いイメージがありますが、体温を維持したりエネルギーを貯蔵したり内臓を保護するといった役目があり、生きていくうえで必要な物でもあります。しかし、それが多すぎたり少なすぎると体に悪い影響を及ぼしてしまいます。
食べ過ぎや運動不足による肥満が増えており、肥満は高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病をはじめ様々な病気を引き起こす原因にもなります。反対にすでに痩せているのにさらに痩せようする人もいたりと、痩せ傾向も問題になっています。痩せすぎると免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、生活習慣病などを引き起こす原因となったりします。必要以上に痩せることは、栄養不足の状態になり健康を害する可能性があるということです。
・では、上手にダイエットをするためにはどうしたらいいのか。それは体に無理な負担をかけないこと、そして長く続けられるものにすることが大事です。普段の食事の内容を見直したり、食べる量や栄養バランスはもちろん、食事を抜かず1日3食きちんと食べること、早食いをせずよく噛んで食べたりと内容だけでなく食べ方を変えるだけでも痩せやすくなります。他にはスポーツなどで体を動かす習慣をつけたり、基本的なことから始めていくのがダイエットを成功させるための秘訣だと思います。
なかには短い期間で痩せようとして間違った方法でダイエットをしてしまう人もいると思います。それではせっかくダイエットをしても、結局リバウンドをしてしまいます。リバウンドは単純に体重が増えるだけでなく、そのたびに筋肉が減って皮下脂肪が増えるため隠れ肥満になる可能性があるので注意が必要です。
そこで重要なのは、食事をして体にとり込む摂取エネルギーと、生命活動や運動によって使われる消費エネルギーのバランスです。たくさん食べる人は、それだけ摂取エネルギーが多くなります。そのため、それ以上にエネルギーを消費しなければ余分なエネルギーは脂肪として蓄積されてしまいます。その結果が肥満につながってしまいます。反対に運動などによって消費するエネルギーが摂取したエネルギーよりも大きければ、足りないエネルギーを補うために体脂肪が使われやすくなり減量しやすくなります。
・食生活を見直すことは、正しくダイエットができると同時に健康を維持することにもつながります。様々な生活習慣病にならないようにするためにも、栄養バランスのとれた適切な量の食事をしましょう。さらに運動をすることでエネルギーを消費できます。特にダイエットには脂肪を燃焼をさせることができ、長時間続けることができる有酸素運動が有効です。有酸素運動は心肺機能が強化され、末梢の血液循環をよくし、中性脂肪値を低下させます。また高血圧、糖尿病、脂質異常症などの予防にも効果がみられます。
普段の生活からできる食事や運動などの基本的なことから習慣づけていけるといいですね。短期間で痩せるのは体にも負担がかかるので、無理なく長く続けることがダイエットには大切だと思います。

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